コンソーシアムについて
設立の目的
ネット専業企業のリアルへの進出(小売各社にとって新しいライバルの登場)、生活者のデジタル武装化、ECや店舗を進化させるテクノロジーや環境の整備などにより、「小売企業が今後どういう価値を提供していけるのか」が改めて問われています。
特に、日本よりも進んでいると言われる中国やアメリカなど海外の小売の現状を見ると、日々発展していくテクノロジーの活用は必須で、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)、AI(人工知能)、そしてITやIoTなどを取り入れた挑戦が今後ますます日本でも求められることになると考えられます。
もちろん、RF-IDの活用やセルフレジの導入、オンライン決済への対応、無人店舗の実証実験などの取り組みはすでに行われていますが、テクノロジーの活用はまだまだ限定的と言わざるを得ません。
そのため、イノベーションにつなげていくためには、単独での知識獲得や研究開発・実証実験にこだわるのではなく、手を組める分野は連合して知見や事例、実証実験を共有していくことで、より早く、より実用的で、規模の大きな取り組みが可能となるのではないでしょうか。
もはや5年先、10年先などという悠長なことは言っていられる状況ではありません。
2018年にリテールイノベーションに取り組めない企業は今後生き残れないでしょう。
小売企業が近い将来に直面するだろう危機的状況に備え、大規模な実証実験やデファクトスタンダードを作ったほうがよい分野はお互いに手を取り合い、各社の強みとなりそうな分野は、個別に開発や実験を進める場所として、「リテールイノベーションを目的とした次世代価値創生コンソーシアム」を設立いたします。
RetailがテクノロジーによってRevampしていく、また、Real × Electronicsを組み合わせて新しい価値を提供していくことを表している。
テクノロジー主導や利益先行とならず、常に相手(お客様)への思いやりを中心に据えることを表すため、リボンの形状にしています。
理事
薮崎敬祐
1979年兵庫県生まれ。東京大学大学院経済学研究科修了後、リクルートに入社。新卒および中途採用を中心にした人材サービスのソリューション営業部門を経て、2006年5月のエスキュービズムを設立。テクノロジー、小売、製造、農業、ヒューマンキャピタルなど広範な領域に事業展開。2018年はテクノロジー領域に再度注力、リテールテックのリーディングカンパニーとして躍進を続ける。
近藤禎夫
1986年にCSKに入社。1995年に日本マイクロソフトへ入社後、公共営業本部長、インダストリーパートナ―営業統括本部長、エンタープライズパートナ―営業統括本部長等を経て、2018年7月よりパートナー事業本部 業務執行役員 パートナー営業統括本部長として、クラウドやAI、流通業を含む各インダストリー領域においてパートナー様とのソリューション協業による新しいビジネスの創出を推進している。
浜田敬子
1989年に朝日新聞社に入社。99年からAERA編集部。記者として女性の生き方や働く職場の問題、また国際ニュースなどを中心に取材。2004年からはAERA副編集長。その後、編集長代理を経て、AERA初の女性編集長に就任。編集長時代は、オンラインメディアとのコラボや、外部のプロデューサーによる「特別編集長号」など新機軸に次々挑戦した。2017年3月末で朝日新聞社退社。2017年4月よりビジネスインサイダーの日本版統括編集長に就任。
コンソーシアム運営代表
三竹兼司
昭和57年4月 | 富士通株式会社入社 |
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平成15年4月 | 同社パーソナルビジネス本部 |
平成21年2月 | パーソナルマーケティング統括部長 |
同社パーソナルビジネス本部長代理 | |
平成22年10月 | パーソナルマーケティング統括部長 |
同社パーソナルビジネス本部長代理 | |
平成23年6月 | グローバルビジネス統括部長 |
平成24年6月 | ニフティ株式会社執行役員 |
ニフティ株式会社代表取締役社長 | |
平成29年10月 | 執行役員社長 |
エスキュービズム取締役に就任 |